秋になり「柿」が美味しい季節になりましたね。
先日、実家が島根のお客様より「合わせ柿」というものをいただきました。
「合わせ柿」、初めて聞く名前でした。
どんなものかお尋ねしたところ、
ドライアイスを使って渋柿から「渋味を抜いた柿」のことだそうです。
そんな方法があるなんて初めて知りました。
初めての「合わせ柿」
さて、どんなお味かな…?
早速、自宅でカットしてみました。
渋そうな見た目とは反対に、中はとろ~りとした柿でした!
見るからに甘そうな飴色の柿。
う~ん、甘い~!
もともと渋柿だったなんて想像できないほど、甘い甘い柿でした。
渋柿をこんなに甘く変身させるなんて、驚きです。
ご馳走さまでした。
「柿」を食べながら、ふと思い出しました。
「柿蔕湯(していとう)」という漢方をご存知ですか?
・柿の蔕(へた)
・丁香(クローブ)
・生姜
からなる漢方薬。
なんと、「しゃっくり」によく効きます。
効能効果「しゃっくり」
実にシンプルです。
以前、しゃっくりが止まらない時に店に置いていた柿蔕湯を飲んでみたところ…
ピシャッとすぐに止まりました。
すぐに効くので1箱たったの3日分です。
今がシーズンの「柿」で食養生。
こんな時におすすめです。
●熱症状で喉の渇きがある時
●ネバネバ痰を伴う咳の時
柿は「寒性」の果物です。
冷えやすい方や、胃腸が弱い方は、
美味しくてつい食べ過ぎないように、
そこだけはお気をつけください。