最近、店内でずっとオールリピートで演奏されているこのCD。
「アレッサンドロ・ガラティ」というピアノ奏者のトリオによる、「シェイズ・オブ・サウンズ」
というアルバムです。
これは今年の「ジャズ批評」という雑誌の「ジャズ・オーディオ・ディスク大賞」という企画で、
金賞に選ばれた作品のようです。
昔、たまたま持っていたCDが同じように受賞作品として選ばれていたというのを知って以来、
この企画の時だけは、今年はどんなのがあるのかな?とチェックするようになりました。
もともと音楽を聴くのは好きでしたが、CDを買ってまで!というのはなかなかなかったのです。
しかし、金賞受賞と書かれると、どんな感じなんだろうと気になります。
ましてや今回は、自分が知っているアーティストだったので、
久しぶりに「よしっ!買ってみよう!」となりました。
ジャズと言っても様々で、すごく雰囲気が良い曲もあれば、激しかったり、静かすぎたりと、
店内で流すにはなかなか難しいものがあります。
その点、このアルバムは全編を通してメロディが心地良く、突然感じの違う曲が入っているという事もなく安定しているので、当店の理念でもある〝ご来店いただいた方に落ち着いていただけて、ゆっくりお話を伺う” というのにピッタリだと思っています。
嗜好の問題というのは難しく、良いと言われるものが自分にも合うのか?というと、
自分にはそうでもなかった… なんていうことは良くありがちですが、
今回のCDは本当に買って良かったと思っています。
実は漢方も同じで、人が良かったよとすすめるものが、必ず自分にも合っているということは
ありません。たとえ家族でもです。
今回はジャズ批評と自分の好みがバッチリと合ったようで、なんだか嬉しかったです。
本日も店内で心地よく流れています♪