ピンク色の「百合」が開花しました。
昨日まで一つは蕾でしたが、今朝来てみるとパカッと開いていました。
ピンクと白。
自然の淡いグラデーションが綺麗です。
手の平より大きな花弁。
上から見るとその美しさに吸い込まれそうです。
百合の球根「百合根(ゆりね)」は「百合(びゃくごう)」という生薬です。
球根をはがして、蒸して乾燥させたものが使われます。
茶碗蒸しに入っていたりしますが、ホクホクしてとても美味しいですよね。
百合根は、乾燥するこれからの季節に「肺を潤してくれる生薬」です。
●コンコンと空咳が出る方に
●不安、動悸、不眠など「心の不調」がある方にも
少し前にトキハの地下食品売り場で「百合根」を見かけました。
しかし、滅多に見かけない食材ですね。
百合根が入った漢方では、「百潤露(ひゃくじゅんろ)」が有ります。
「百合根(ゆりね)」
「玉竹(ぎょくちく)」
「北沙参(きたしゃじん)」
全てが潤いの生薬で構成されたもので、お子様もお湯で溶かして飲んでいただけます。
昔懐かしいポン菓子のような味で、とろ~りとした潤いの漢方です。
これから、カサカサお肌や喉の乾燥が気になる季節。
いつものティータイムに潤いの漢方を取り入れてみてはいかがでしょうか…?
気になられた方は、試飲ができますのでどうぞお立ち寄りください。